こんにちは、ジュンノスケです。
人生を安定させるために
「できるだけ安定した企業で働きたい」
と思っている人は多いですが
人生が詰んでしまうレベルの
落とし穴があるので
今回は、あなたと一緒に
考えてみたいと思います。
今回の話を一言でいうと
「たとえ安定企業に入社したとしても
その人(個人)が
安定できるとは限らない」
という話です。
もっと言うと
「安定企業に入社したからといって
その人(個人)の人生が安定する
と考えるのは甘い」
という話。
ちなみに、
以前、私が勤めていた会社は
いわゆる「安定企業」でした。
私は2つの会社で
サラリーマンを経験しているのですが
特に1社のほうは
「入社すれば人生勝ち組」
と言う人まで大勢あるような会社。
取引先にも大企業(有名企業)が多く
いわゆる「安定企業」が多かったので
ある意味、安定企業の
内情(実態)に詳しくなりました。笑
言うまでもなく、安定企業というのは
「経営が安定していて
社会的信頼が高い優良企業」のことで
一般的には
大企業(有名企業)を
イメージする人が多いです。
具体的な社名は
控えておきたいと思いますが
例えば、
メーカー系、エネルギー系、インフラ系
医療系、物流系、中央省庁など。
最低でも数十年間は需要が見込めて
消滅しそうにない
会社(組織)に入ることができれば
人生安泰と思う人が多いわけです。
終身雇用や年功序列が
無くなりつつある今の令和時代でも
多くの人の考え(価値観・志向)は
ほとんど変わっていません。
ただし、現実はどうなのかと言うと
そういう安定企業に入っても
人生詰みそうになっている人が続出中です。
まず、大前提として
押さえておかなければいけないのは
「企業が安定すること」と
「個人が安定すること」は
イコールではないということ。
仮に、
あなたが安定企業で働いていても
あなた自身(個人)は
安定しない可能性があるということです。
例えば、
一番わかりやすいのは
病気(体調不良)。
実際にあった
ある男性の話をしたいと思いますが
仮にこの方をAさんとすると
Aさんは30歳のときに
将来のことを考えて
ある大企業に転職しました。
当時、Aさんは独身でしたが
将来の結婚のことなども考えて
より安定が見込める会社で
働いたほうが良いと考え転職。
ちなみに、
Aさんが新卒で入社した会社は
いわゆるベンチャー企業でした。
自由な社風で
「20代でも責任ある仕事を
どんどん任せてもらえる」
というところに魅力を感じて
入社を決定。
実際に、Aさんは
25歳(入社3年目)のときに
マネージャーに昇格し
仕事にやりがいも感じながら
イキイキ働いていました。
そして、
そんな経験・実績が評価されて
ある大企業への転職が決定。
今、多くの大企業は
「変わらなければいけない」
という意識が強いので
Aさんのような
まったく違う環境で
経験を詰んできた
若手〜中堅を採用して
新しい血を入れることに
注力しているところが多いです。
そして、Aさんは
転職後もバリバリ働いて
仕事の成果も悪くありませんでした。
ところが、
その後、Aさんは体調を崩して
休職することになってしまったのです。
体調不良の原因はストレスで
ストレスによって
うつ病を発症してしまいました。
ある日突然、
朝ベッドから起き上がれない状態になり
力が全然わいてこない感覚に陥って
病院で診察してもらった結果
うつ病の診断。
なぜ、こんなことに
なってしまったのかと言うと
簡単にいえば
社内の環境が合わなかったからです。
Aさんは、30歳まで
自由で風通しの良い環境(会社)で
働いてきました。
ところが、転職した大企業は
それとはまったく異なる
堅苦しい風通しの悪い環境だったのです。
これはよくある
「転職あるある」ですが
人ぞれぞれ、合う環境と
合わない環境があります。
つまり、
世間が認める安定企業であっても
そこが、自分にとっての
ベストな企業(居場所)なのかというと
必ずしもそうではないということです。
当たり前のことですが
入社した会社が
倒産やリストラなどとは無縁の
安定企業だったとしても
自分がそこで安定して
働き続けられるとは限りません。
それはまた別の話。
結局、Aさんは
その大企業を退職して
うつ病の治療に専念。
数年ほど、
うつ病に苦しむことに
なってしまいました。
現在は、体調も回復して
自分でビジネスされているのですが
今は自分で自由に
ビジネスできる環境なので
ストレスはほとんどなく
基本的には好調だということです。
このAさんの話は
あくまで一例ですが
「安定した企業(安定した職業)に
就くことができれば人生が安定する」
という考え(安定志向)は危険です。
逆にいえば、
勤めている会社が倒産したり
リストラに遭ったとしても
自分で稼いで収入さえ得られれば
人生は安定するわけです。
会社(組織)をはじめ
自分以外の何かを頼りにするのではなく
「自分で稼ぐ(自分で収入を得る)」
という思考。
この思考は、今後ますます
重要になってくると思います。
究極を言えば、
最終的に頼れるのは「自分の力」だけ。
最低限の稼ぐ力さえ身につけておけば
・世の中の景気
・雇用の安定or不安定
・安定した職業(企業)
などを気にしなくても
毎日、ほぼストレスゼロで
生きていくことができます。
いずれにしても
安定企業に就職(転職)しても
人生が詰むリスクは
当たり前のように存在するので
この部分を安易に考える
(甘く見る)のは要注意です。
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