【大赤字→廃業】儲かると思って始めた飲食店がコロナで終了した話

本質・マインド(思考)

こんにちは、ジュンノスケです。

私の知っている飲食店が
新型コロナウイルスによる
外出自粛等の影響で廃業しました。

詳細の情報は伏せたいと思いますが
この飲食店は
私の友人・知人も知っているお店で
多くの人が儲かるだろう
と思っていた飲食店。

簡単に言うと
比較的固定費が小さく
それなりの集客も見込めた
地方都市にある飲食店でした。

オープンは2019年秋で
今から考えれば
新型コロナウイルスが流行する
半年くらい前に開店したお店。

当時は、外出自粛なんて
まったくなかったので
私も友人と一緒に足を運びました。

ところが、その後
新型コロナの影響で
全国的な緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置などの実施によって
消費者心理が大きく冷え込みました。

実は、1度目の
緊急事態宣言が発出されたときに
そのお店のオーナーに
連絡を入れたのですが

そのときは「大丈夫」
という返信がありました。

その後も
様子は気になっていたのですが
2021年の春に
お店を閉めることを決断されたようです。

詳しいことはわかりませんが
友人の話によれば
赤字が続いていて
このままの継続は困難だと
判断されたということ。

巷では
飲食店がコロナ関連の
時短要請協力金でぼろ儲け
なんていう話もありますが
地域やお店によって事情は様々。

厳しい状況のお店も多いです。

個人的には、また違う形で
お店を再開して欲しいと思っています。

で、今回の出来事から
改めて感じたことを
書いておきたいと思いますが

それは
「ビジネスで想定外の
 出来事は必ず起こる」
ということです。

今回の場合でいえば
新型コロナウイルスの流行を
予め想定できた人はありません。

コロナの流行はもちろん
緊急事態宣言、外出自粛
ソーシャルディスタンス
時短営業、酒類提供禁止などを
想定している人はありませんでした。

2020年のお正月あたりまでは
誰もがこれまでと同じ世の中が
続くと思っていたのです。

だから、
私が住んでいる東京(渋谷)でも
飲食店はどんどん新規オープン。

まったく新しい店もあれば
業績好調なので
同じ渋谷に2店舗目、3店舗目を
出すお店もありました。

ただ、
今回のコロナで様相は一変。

新規オープンしてから
半年以内に閉店したお店も続出して

渋谷(道玄坂)の路面店で言えば
感覚値としては4件に1件ほどは
シャッターが閉まりました。

中には、同じビルの
1Fから3Fへ移転したお店もあります。
(おそらく家賃の関係でしょう)

簡単にいえば
今回のコロナによって
売上急減の事態が発生したわけですが

ビジネスをするにあたって
想定外の出来事で
売上急減になることは
絶対に見込んでおかなくてはいけません。

何が起こるかはわからないけれど
その「何か」によって
売上が急減(激減)することは
想定しておかなければいけない

例えば、
今回のコロナのような疫病ではなく
自分自身の病気や怪我かもしれないし
ビジネス上で発生する
トラブルかもしれません。

他にも、法律の改正や
主要取引先の倒産・廃業
あるいは取引停止(終了)など
考えればキリがありませんが

このような何かが原因で
突然、売上が減少(急減)することを
想定しておかないと
それが起こったときに
最悪、即死してしまうことになります。

言うまでもなく
「売上ゼロ」も想定して
ビジネスをするというのは
より確実に生き残るために不可欠なこと。

たとえ、売上ゼロまではいかなくても
売上減少(急減)したときに
自分(自社)はどれくらい耐えられるのか?

このことを常に意識・把握しながら
ビジネスをするというのは
基本的かつ極めて重要なことです。

そして、このことを考えると
やっぱり費用(特に、固定費)の
大きなビジネスをする選択は
避けたほうが良い
と言わざるを得ません。

もちろん、その理由は
費用がかからないビジネスほど
売上減少(急減)に耐えられるからです。

ちなみに、今回の話に関連して
飲食店ビジネスで言えば

・食の素晴らしさを世の中に伝えたい
・食を通じて多くの人を幸せにしたい

というような理念があって
飲食店ビジネスをするなら
それは素晴らしいことだと思います。

私も外食は大好きだし
飲食店という場を通じて
構築できた人間関係も多いので
非常に価値がある事業だと思います。

ただ、一方で

・飲食店なら自分にもできそう
・飲食店なら自分でも儲けられそう

というような考えで
飲食店ビジネスを検討しているなら
考えが甘いし、リスク想定も
まったくできていないと思います。

もちろん、これは
飲食ビジネスに限らず
他のビジネスでも同じ。

リスクの想定が抜け落ちていると
絶対儲かると思って始めたのに
まったく儲からず

ちょっとしたことがきっかけで
早々に赤字に転落して
倒産・廃業の
憂き目にあうことになります。

ちなみに、
同じように倒産・廃業しても

リスクを想定できている場合と
リスクを想定できていない場合では
受けるダメージもまったく違うので
ここも注目すべき点。

リスクの想定ができていれば
再起の可能性を残して撤退できますが

リスクを想定していない
出たとこ勝負(運任せ)の場合は
再起不能の状態に陥ります

同じ撤退でも大違い。

ちなみに、私もリスクの想定は
常に頭の片隅に入れていますが

これによって
自分が選択するビジネスや
日々のビジネスの中での判断は
確実に変わっていると感じます。

具体的に言えば、
リスクの高いビジネスは
選択しないようになるし

日々の活動の中でも
「取るべきではないリスク」は
徹底的に排除できるようになります。

言ってみれば
脱サラ(独立・起業)して
失敗する確率を大幅に下げることが
できるようになり

成功確率を大幅に上げることに
つながっているのです。

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私は今、毎月自動で売上を上げ続けています。

自動収入(不労所得)なんていうと
胡散臭いですが

きちんとビジネスの仕組みを作って
売上を上げているので
怪しくもなければ、再現性も高いです。

私は10年間もサラリーマンをして
脱サラ後も労働集約型(時間の切り売り)の
ビジネスばかりしてきましたが

やり方を変えただけで収入の質が変わり
自由な時間も激増。

ちなみに、私と同じことは
どんな人でもできます。

正しい知識(ノウハウ)を学んで
取り組むだけだからです。

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