【本音を吐露】人生楽勝だと思ったことが一度もない話

こんにちは、ジュンノスケです。

これまでの人生の中で
私は、人生が楽勝だと思ったことが
一度もありません。

「常に、戦場にいる（何かと戦っている）」
そんな感覚で生きてきました。

ちなみに、
「人生がつまらない」と思ったことも
一度もありません。

「苦しいことも多いけど、面白い」
ざっくり言うと、そんな感覚で
今日まで生きてきました。

例えば、高校時代、
私は誰もが認める落ちこぼれ。

毎回、テストの点数が悪くて
成績最悪。

成績が悪いと
先生から期待されることもなく、
日頃から、なんとなく冷たくされて
進路指導では終始説教モード。

今の時代でいえば、パワハラに
あたるような指導もありました。

進学したのは
自分が強く希望した高校で
両親も進学を大変喜んでくれたのですが、
今から思えば「挫折経験」をするための
進学（3年間）だったように思います。

ただ、若いうちに
挫折を経験しておくことは
極めて重要。

私は、このことに
社会に出てから気づいたのですが、
今から思えば、あの3年間の経験が
その後の様々な場面で
生きてきたように思います。

それから、就職活動のときは、
不況の真っ只中で、これまた大変。

ITバブル崩壊の影響で
就職氷河期でした。

私は、2002年〜2003年に
就職活動をしたのですが、
採用していない企業や
採用数を抑えている企業が多く

大学3年の夏からは
危機感MAXで就職活動に一点集中。

「これ以上頑張れない」と思うくらい
必死に会社説明会や面接などに
行っていました。

でも、ある程度、お金も必要なので
説明会や面接がない日はアルバイト。

曜日関係なしの
週７フル稼働の毎日だった
思い出があります。

そして、なんとか
志望企業に入社することができて
4年ほど働いていると
今度はリーマンショックです。

リーマンショックによる不況で
2008年の秋以降
私の勤めていた会社も
売上がどんどん減少し、
半年くらいで売上は半減。

社内では、
「リストラがあるんじゃないの？」
という噂が流れ出していましたが
そんな矢先に
早期希望退職制度の実施が
発表されました。

発表から1ヶ月程度の期間で
退職するかしないかを決める形でしたが、
私は、直感的に「チャンスだ！」
と思いました。

１つ目の理由は、
通常、退職したいと願い出ると
考え直すように説得されますが、
早期希望退職制度の実施中なので
それがなく退職しやすい上に
割増退職金までもらえたからです。

それからもう１つは、
当時、有効求人倍率がすごく下がっていて
転職（再就職）が厳しいと考える人が多く、

ライバル（＝自分と同世代の
同じようなキャリアの人たち）が
転職市場に少ないのではないか
と思ったことです。

簡単にいえば、
「不景気だけど
　勝負できるのではないか？」
と思ったわけです。

ちなみに、私が就職活動と
転職活動をしたタイミングです↓
（どちらも「谷」・・・苦笑）

結局、私を含めて大量の退職者が出て
当時の同僚は、みんな
色んな場所に転職していきましたが、
女性社員の中には、
退職を機に妊活を始めた人もいました。

私は、2009年に退職し、
その１ヶ月後に転職。

就職活動のときと同じように
転職活動も全力で取り組みましたが

（ライバルが少ないという
　予想が当たったのか）
大不況の割にはスムーズに
転職できたと思います。

実際に、
「不況のこんな時期に
　転職なんてありえない」
と考えた人たちは多く、

私にとっては、
ピンチをチャンスに変えることができた
とも思える経験でした。

当時、リストラした企業は
たくさんありましたし、
倒産した企業もたくさん。

いろんなところに
影響が出ていましたが、
人生のピンチをどう捉えるかで
その後の人生は本当に変わると思います。

そして、この転職から約5年後に
会社員としての人生をやめて
脱サラ（独立・起業）しました。

ちなみに、
これは私の話（例）ですが、
どんな人にもピンチや苦労は
絶対あると思います。

例えば、
天才なら人生楽勝
イケメンなら人生楽勝
美人なら人生楽勝
なんて言われたりしますが、

きっと、
その人たちにはその人たちの
ピンチや苦労があるはず。

そういう意味では、みんな同じです。

以前に、私が
就職→転職→脱サラを経験している
ということで、
「人生を変えるためにすることは何ですか？」
と聞かれたことがあるのですが、

一つは、「死を意識すること」
だと思います。

人生には必ず終わり（死）があるので、
そのことを意識しながら生きること。

そうすると、
時間の貴重さ（重要性）を感じられ
毎日を大切に生きられるようになります。

そして、そうなると
例えば、ビジネス（副業）にも
一生懸命取り組める。

要は、ダラダラしなくなるわけです。

そして、
もう１つは「学ぶこと」です。

やっぱり最低限必要な知識はあって
それがないと、判断を誤ってしまう
可能性が大きく高まります。

もちろん、
実際にやってみなければ
わからないことも多いですが、

だからといって
何も学ばずに適当な「感覚」だけで
決断しても、まず上手くいかない。

ビジネス（副業）で言えば、
ぜんぜん売上が上がらない（稼げない）
ということになってしまいます。

そして、
最後の１つが「決断」です。

当たり前ですが、
決断をしないと
新しい一歩が踏み出せません。

転職も脱サラ（独立・起業）も
決断なしにはできないので、
人生を変えるなら決断は必須。

なので、
「人生はワンチャンス」
なんて言われることもありますが、
「終わりがあることを意識しながら
　必要なことを学んで、決断する。」

これらがセットで必要だと思います。

逆に言えば、
これで人生が変わらないわけがないので、
どんな人でもやれば必ず
人生が変わります（変えられます）。

私は、人生楽勝だと思ったことは
一度もないですが、
今日までの人生を生きてきて
「やるべきことをやれば何とかなる」
という確信があります。

なので、これからも頑張っていきます。