【最悪】脱サラ（独立・起業）で失敗して後悔する選択肢

こんにちは、ジュンノスケです。

この記事を書いている時点で
私は脱サラ（独立・起業）7年目です。

たいした貯金もなく
人に自慢できるような資格やスキルもなく
周囲と比較して優秀でもなかったのに
脱サラして7年目を迎えることができました。

実は、私は大学生の頃から
自分で商売がしたいと思っていたのですが、
自信がなくて就職して、
その後、一度、転職も経験して
合計10年間サラリーマンをしました。

そして、もういい加減に
一歩踏み出さないと後悔する
と思って脱サラした組みです。

なので、生粋の起業家ではないし、
将来上場を目指しているような
世間一般がイメージするような（？）
経営者でもありません。

作業の一部を外注しているので
毎月、複数の方に
仕事の依頼（発注）はしていますが、
社員はいません。

ちなみに、
脱サラと同時に法人は設立していて
毎年決算を行って
わずかな金額ではありますが
毎年、法人税も納めてきました。

他にも話をすれば色々ありますが、
いずれにしても、
ほぼ一通りのことは経験して
今に至っています。

なので、
脱サラして大成功するための
秘訣を伝えることはできなくても、
脱サラして失敗しないための
秘訣を伝えることはできます。

要は、
・どうすれば失敗しないか
・どうすれば生き残れるか
です。

で、脱サラして
サラリー（給料）という
毎月、決まって入ってくる収入が
ない環境で何を一番気にしないと
いけないかというと「固定費」です。

この固定費が大きいほど
ビジネスが続けられなくなる
（＝失敗する）可能性が上がります。

固定費というのは、簡単にいうと
売上に関係なく
必ず支払いが発生する費用のこと。

わかりやすく言えば、
売上0円でもかかってくる
費用のことです。

例えば、
家賃・人件費・通信費・交通費など。

家賃月10万円の事務所を借りて、
月給20万円で社員１人雇って
電話代が毎月5000円（固定）で、
家と事務所の1往復（交通費）が
500円だったとすれば、

たとえ売上が全く上がらなくても
毎月、315000円の費用が
かかってくることになります。

※10万円＋20万円＋5000円
　＋500円×20日＝315000円

これが、かなり大きいです。

言い換えると、
固定費が大きい人ほど
失敗しやすいということ。

ちなみに、
ちょっと売上が好調だからと言って
豪華なマンションに引っ越して
その後、売上が減少して
また家賃の安い家に引っ越す、
というのもよくあるパターン。

私のサラリーマン時代の同僚には
独立・起業している人が
比較的多いのですが、
固定費をきちんと管理できている人が
やっぱり上手くいっています。

「せっかく独立したんだから
　自分の事務所くらい持ちたい！」
と思う気持ちはわかるし、

事務所に限らず、
できるだけ見栄え良くしたい
と考えるのが人の気持ちだと思いますが
これが命取り。

ほぼ自殺行為です。

そして、ここからが
今回、一番伝えたいことですが、
脱サラして失敗したくなければ
「固定費の大きなビジネス」を
絶対にしてはいけません。

そもそも、
自分で商売をしていくと
売上（利益）は基本的に変動します。

少なくともサラリーマン時代のように
毎月30万円、40万円、50万円
というような
安定的な売上（利益）にはなりません。

なので、売上が多いときは
費用が多くても良いわけですが、
売上が少ないときは
費用も少なくしなければいけない。

ただ、固定費は
売上が多いときも少ないときも
額が変わらず一定なので、
最初からできるだけ
小さく抑えておく必要があるのです。

すごく単純なことですが、
固定費を抑えるだけで
ビジネスが継続できる確率は
大幅にアップします。

仮に、
1ヶ月の固定費が5万円なら
5年間の固定費は300万円

1ヶ月の固定費が10万円なら
5年間の固定費は600万円

1ヶ月の固定費が20万円なら
5年間の固定費は1200万円です。

1ヶ月の固定費が
わずか1万円増えるだけでも
5年で60万円、
10年で120万円の固定費増。

繰り返しますが、
固定費はたとえ売上が0円でも
支払わなければならないお金です。

そう考えると、ゾッとしませんか？

実際に、脱サラ（独立・起業）で
失敗して後悔したパターンに多いのが
固定費の大きな
ビジネスを選択した場合です。

独立当初、多めに貯金があったとしても
独立していきなり売上好調に
なることは少ないので、
貯金がみるみる減っていって
半年〜1年程度で、廃業。

もし、手元にお金が残っていれば
他のチャレンジ（別の新規事業）も
可能ですが、

それもできない状態であることが多く、
借金、あるいは
再就職をすることになって
後悔してしまうケースです。

私は20代の頃から
将来の脱サラに向けて
少ない給料の中から費用を捻出し、
多くの時間を使って勉強してきました。

少なくとも、
一般的な人たちよりは
学んできたつもり。

なので、その甲斐あって
独立当初、
わからないことが多かった中でも
「固定費の大きなビジネスやる」
という致命的な選択はせずに済みました。

これが本当に良かったと
常々、思っています。

学びに使ってきたお金も時間も
決して少なくなかったので、
特に、金銭的にはキツかったですが、
それをはるかに上回る
リターンがあったと思っています。

ちなみに、
インターネットを活用して
ビジネスを行えば、
ほぼ固定費ゼロで
ビジネスを行うことが可能。

つまり、
嫌でも利益率は高くなるので、
大きな売上をあげなくても十分、
ビジネスを成立させることができます。

そう言った意味で、
脱サラ（独立・起業）で
絶対失敗したくない人には、
おすすめです。