こんにちは、ジュンノスケです。
先日、ある方から
「35歳から出世する人はどんな人ですか?」
と聞かれました。
詳しい話は割愛しますが
要は、
・自分が出世できるかどうか気になる
・もしかすると
出世できないかもしれない
・自分はこれから何をしていけば
出世に有利なのか知りたい
こんな気持ちを持っている
ように感じました。
もちろん、
処世術(世渡りの方法)として
世の中で言われている
王道(定石)はありますが
組織は生き物なので
いつ何があるかわかりません。
何かの拍子でポーンと
ポジションを上げる人もあるし
業績が良くて
周りからの評価も高いのに
なかなかポジションを
上げられない人もあります。
一言で言えば、
「運」という要素が含まれるのが出世。
例えば、
新型コロナウイルスが流行して
いろんな医療行為や研究が
進んでいますが
コロナ関連で実績を積んで
出世する医師や研究者の方も
必ず出てこられるはずです。
不謹慎かもしれませんが
新型コロナウイルスが流行しなければ
出世できなかった
という人も出てくるはず。
他にも、
上司が不祥事を起こして
降格や退職になったことがきっかけで
新たにそのポジションに付く人が
出てくる、というのもよくある話。
これも一つの「運」です。
「運」は、
その人の意思や努力では
どうしようもない巡り合わせなので
言葉の通り
自分が頑張ったからといって
コントロールできるものでは
ありません。
ただ、組織の中で働く人は
その組織の中の世界が
全てなので
その中で繰り広げられる
出世競争とは
完全無縁になることができない。
例えば、
・出世コースの部署に
同期が異動になったと聞いて焦る
・「役員と仲が良い●●さんは
既に出世が決まっているらしい」
という噂話が出回る
・「出世に興味ない(したくない)」
と言っていた同僚までもが出世する
・「あの人は出世できないだろう」
と思っていた先輩までもが出世した
など、例をあげればキリがありません。
仮に、自分には
出世したい理由が一つもなく
「出世なんてどうでもいい」
と思っていたとしても
出世は身近に起こる出来事で
周りの人たちは
その人自身のことも
出世競争に参戦している一人として
見ているので
どうしたって、
出世がらみの話からは
完全に逃れることができないのです。
私の知人には
「出世する人しない人の違い
について考え出すと
頭が痛くなってくる・・・・」
なんて言う人もあるくらい。
、、、、
そして、
このような現実を踏まえて
私がシンプルに思うのは
組織(会社)の中だけで
勝負しなくても良いということ。
私は、本格的な出世競争が
始まる前に会社を辞めたので
私自身の血みどろの戦い(体験談)は
紹介できませんが
私の経験で言い切れるのは
組織の外に出て生きていく選択肢も
アリだということです。
組織の中で生きていくことだけが
全てではありません。
そもそも、
どれだけ頑張っても
組織(会社)の中で
出世できるとは限らない
というのは一つの現実。
であるならば、
組織(会社)の外に
活路を見出すのも、当然
選択肢として出てくるわけです。
実際に、
私の先輩・後輩、友人・知人にも
会社を辞めて(脱サラして)
イキイキ生きている人はたくさんいます。
何をもって出世と言うかは
人それぞれだと思いますが
例えば、
脱サラ(独立・起業)して
自分の会社を設立して
会社員時代の給料よりも
多い収入(役員報酬)を得て
自分の思い通りに
毎日、自由に生きている人。
こういう人も
出世していると言えるのでは
ないでしょうか。
あなたは、どう思いますか?
もしかすると、
ほとんど誰も知らない
零細企業(個人企業)の社長なんて
何の価値もないと思う人も
あるかもしれません。
もちろん、
これも一つの考え方です。
仮にそう思うのであれば
名の通った有名企業(大企業)で
頑張れば良いし
そこで出世したいなら
最大限、そのことに
心血を注げば良いだけです。
結局は、その人自身が
「どんな人生を生きたいか」
「どんな人生なら最高だと思えるのか」
ということに尽きます。
ちなみに、私は
大企業に勤めていたので
会社のブランドやその威力
大企業で働くメリットの数々は
細胞レベルで理解しているつもり。
でも、私は会社を辞めて
1度も後悔したことがありません。
このあたりの詳細は
出版した電子書籍に書いていますが
私が最も重要視しているのは
「自由」です。
・精神的自由
・時間的自由
・身体的自由
・経済的自由
これらを最も重要なもの
(価値あるもの)だと考えているので
会社員時代から色々勉強をしてきたし
会社を辞めた後も
これらの自由を獲得・維持するために
毎日、頑張ってきました。
簡単に言うと、
会社員時代よりも使えるお金が増えて
なおかつ自由であれば
私にとっての成功です。
あなたはどう考えますか?
いずれにしても、
仮に、会社(組織)で
出世から外れることがあったとしても
それで人生が終わるわけでは
ありません。
生きている限り、チャンスはあります。
「サラリーマン(会社員)としての出世」
という狭い意味での出世ではなく
「人生の出世」
という視点で考えてみると
また違ったものが
見えてくるのではないでしょうか。
少なくとも、
会社で出世できない場合は
「諦める」という
一つの有効な選択肢もあるので
けっして「負け確定」に
なるわけではありません。
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