こんにちは、ジュンノスケです。
今回は、がっつり本音を
書いてみたいと思いますが、
私は、脱サラ(独立・起業)をして
今7年目ですが、
サラリーマン(会社員)としての
生き方を辞めて
本当によかったと思っています。
今後、サラリーマンとして
生きることはありません。
こんな言い方をすると、
サラリーマン時代に
とんでもない出来事があったのか
と思われるかもしれませんが、
実は、サラリーマンとしては
恵まれているほうでした。
給料(待遇)は悪くなかったし、
いわゆる
世の中の常識のど真ん中をいく
「レールに乗った人生(?)」
でした。
一般的には
羨ましいと思われていた側。
30歳になった時、
毎年恒例でやっている忘年会の場で
高校時代の親友が私に言った言葉が
今でも忘れられないですが、
それが、
「結局、ジュンノスケが
一番上手くいってるよね!」
という言葉です。
私は高校時代、落ちこぼれで
周囲の誰よりも成績が悪かったのですが、
「そんな人間が就職では成功したよね」
「社会人になってからは順調だよね」
というニュアンス。
私は学生時代から、
将来は自分でビジネスをしたい
と思っていたので
勤めている会社を褒められたりしても
嬉しくなかったですが、
周囲からは好調(満足)だと
思われていたようです。
ただ、サラリーマンをやっていた
10年間は、激務の10年間でした。
社会人1年目の頃から
朝から晩(日付が変わる頃)まで
仕事をしていることが普通だったし、
例えば、
深夜2時頃まで仕事をして
その後、朝6時に
別の現場で待ち合わせ
ということもありました。
2時頃に仕事を終えて、
タクシーで帰宅して
シャワーを浴びて2時間ほど寝て
また家を出る感じ。
当時は、仕事が楽しかったし、
大変だったけど
そこまで苦痛も感じておらず、
このような働き方を
疑問に思うこともありませんでした。
まだ、
ワークライフバランスという言葉が
生まれる前だったので、
こんな働き方ができたのだと思います。
将来、脱サラ(独立・起業)を
しようと思っていたので、
「とにかく、頑張ろう!」
という感じでした。
ただ、
リーマンショックを機に転職して
別の会社で働き始めたときに
大きな衝撃を受けました。
それは、
「常識がまるで違う」
ということです。
前の会社で良しとされていたことが
新しい会社ではそうではない。
こんなことは多々ありました。
そもそも、
企業ごとに文化・風土は違うので、
これは当たり前なのですが、
私は、転職したあたりから
「常識・当たり前・普通」
について考える機会が増加。
もともと
学生時代から独立・起業したいと
思っていましたが、
このこととは別に、
サラリーマン(会社員)としての
生き方についても
色々考えるようになったのです。
「もしかしたら、自分は
会社員には向いてないのではないか?」
と思うようになりました。
自分で言うのもアレですが、
組織人としては
それなりの評価だったと思います。
会社員をしていた10年間
いろんな上司に仕えてきましたが
今でも年賀状をくださる方も多い。
もちろん、
私も年賀状を出していますが、
少なくとも、
現役時代(私を部下に持っていたとき)に
私のことを「この野郎!」と思っていた上司が
職場が別になってまで
年賀状をくれるとは思えません。
はっきり言って、
会社を辞めてからは
仕事上の関係もなくなり
年賀状を出すメリットなんて
1ミリもないはずです。
・・・と考えると、
私のことは嫌いではなく、それなりに
評価してくれていたのではないか
と自分では思っています。
ただ、
好かれていようが嫌われていようが、
評価が高かろうが低かろうが、
人生は一度きり。
30歳を過ぎて、
サラリーマン以外の生き方について
本気で考えるようになり、
その後、脱サラを決めました。
当時、このタイミングで
脱サラ(独立・起業)しなければ、
もう一生しない(できない)だろう
と思ったのです。
大学時代からずっと
悩んで、迷って、躊躇してきた
独立・起業(脱サラ)ですが、
実際にやってみると
大変なことも多いけど
本当に毎日が充実して
人生が大きく変わりました。
転職とは比べ物にならないくらいの激変。
そして、
大組織の中で働いてきた
私が感じている
脱サラの最大のメリットは、
自分で全てを決められることです。
例えば、
・関係部署への事前の根回し
・稟議書(申請書)
・忖度
など、どれも不要。
組織の外に出ると
誰も守ってくれないので
責任はセットでついてきますが
自分で自由に判断・選択ができます。
これは本当に大きい。
組織の中で働いていたことがある人なら
この価値がわかるはずです。
もちろん、
働く時間や場所も自由なので、
やろうと思えば
海外移住だって可能。
本当の意味で、自由に生き方を
選ぶことができるようになりました。
無理な転勤(急な転勤)
不本意な部署移動(左遷)など
こんなものとは一切無縁。
会社に勤めていると、例えば
東京本社で勤務している人に
3月15日頃に異動の内示が出て
「4月1日から福岡勤務!」
なんてことも普通にありますが、
こんなことも当然なし。
さらに言えば、
出世競争からも開放されます。
私は、出世競争が本格化する前
(若手のうち)に会社を辞めたので
私自身の経験談はありませんが、
先輩・上司の出世競争絡みについては
いろんなことを見聞きしてきました。
冗談抜きで、
プチ半沢直樹的な
出来事(事件)もありました。笑
言うまでもなく、
仕事ができるからといって
出世できるとは限らないし、
だからと言って、仕事が
まったくできないのもNG。
同期の中でトップを走り、
影では「昇り龍」と呼ばれていた人が
役員一歩手前のところで
直属の上司(役員)との
折り合いが悪くなって、
突然、退職に至ったこともありました。
私は役員クラスを経験した方(複数)に
「役員になるためには何が必要ですか?」
とそれぞれ個別に質問したことがあるのですが、
みんなが同じ回答で「運」でした。
実際に役員を経験した人たちが
同じ「運」という回答をしたのは
深いと思いましたが、
仮に「運」の要素も大きいとすれば、
一度きりの人生を運には任せたくない
と思ったのが当時の正直な気持ちです。
ちなみに、
私は、組織の中で生きるのを
辞めた人間ですが、
もし組織の中にい続けるのなら
出世はしたほうが良いと思っています。
理由は単純で、そのほうが
できることの幅が広がるから。
決定権を持てるからです。
私がこのことを一番感じたのは、
会社がリストラを行ったとき。
普段は、そこまで如実に
このことを感じることはなかったですが
リストラのときは強く感じました。
例えば、45歳で入社同期の
Aさん、Bさんがいたとします。
Aさんは、営業部長
Bさんは、役職なし(平社員)です。
この場合、会社が
リストラをすることになれば、
Aさんは切る側で
Bさんは切られる側。
同じ年に生まれて、
同じ年に同期として入社して
20年以上、
同じ会社で働いてきた仲間同士で
切る側と切られる側になる。
これがリストラです。
当時、若手社員だった私には
強いインパクトをもたらしました。
ちなみに、
「リストラを行った責任を取る」
といって、その後
退職した管理職の人もいたし、
退職を勧告する面談を重ねているうちに
精神的に辛くなってしまった
管理職もいました。
そう考えると、
どちらの立場にいても辛い。
結局、私自身も
・幸せとは何か?
・何が一番幸せな生き方なのか?
・人間として一番大切なことは何か?
ということをひたすら考えたし、
もしかすると、
あなたも私と同じように
考えたことがあるかもしれません。
実際に、私が
会社員以外の生き方を7年近く
してきて思うのは、
「誰でも生き方を変えることはできる」
ということです。
学校を卒業して
そのまま企業に新卒入社して
企業の中で生き続ける毎日を送っていると、
サラリーマン以外の生き方が
あまり見えてきません。
なので、
「会社員に向いてない」
と思ったとしても
別の新しい生き方がわからない
ということが多く、
仮に
・生き方を間違えた
・生き方を変えたい
と思っても、
具体的な方法がわからないまま
時間だけが過ぎていく
ということがよくあります。
サラリーマンでない人生が
どんなものか想像しづらいし、
不安もある。
だから、ほとんどの人は
一歩を踏み出せません。
リスクではないことを
リスクだと思ったりするのも
よくある典型例です。
でも、もしあなたが今
サラリーマンとしての生き方に
幸せを感じていなければ
無理に続ける必要はまったくありません。
新しい選択をすれば、
必ず新しい生き方がそこにありますが
私自身がこのことを強く感じてきました。
30代、40代、50代・・・
年齢は関係ありません。
実際に60代、70代から
新しくビジネスを始める人もいます。
なので、
今の生き方が唯一の選択肢
(自分にはこの生き方しかない)
とは思わずに、ぜひ
色々模索して欲しいと思います。
私も、10年間会社員としての
生き方をしてきて、
その後、全く別の新しい世界に出て
これまで生きてくることができたからこそ
伝えられることがあると思っています。
私の届けることで
「人生が変わった(良くなった)」
という人が増えることを楽しみに
これからも活動していきます。
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