こんにちは、ジュンノスケです。
経験者はわかると思いますが
脱サラ1年目は本当に大変です。
特に、
サラリーマン(会社員)を
長く経験した人ほど大変になる傾向。
骨の髄まで
サラリーマンマインドになっていて
それを変えるのが
なかなか難しいわけです。
で、実際に
どんな感じになるのかというと
まず、ビジネス(働き方)のコツが
なかなか掴めません。
毎日出社時間が決まっていた
サラリーマン時代とは違うので
仕事を始める時間は決まっていないし
さらに言うと
誰かの指示でやる仕事もないので
ものすごく不思議な感覚に
陥ることになります。
例えば、朝起きて準備をして
家を出たけれど行くところがないので
とりあえず、適当にカフェに入って
考え事をしたり・・・笑
最初はこんな感じになることも
珍しくありません。
もちろん、時間の経過とともに
新しいスタイル(働き方)に
慣れてくるので
焦る必要はないですが
最初はしっくりこないはず。
それから、なんと言っても
収入(売上)の不安定さです。
一般的に、いきなり順調に
売上が上がることは少ないので
これも大きな不安要素になりますが
例えば、
ある月は30万円の売上が上がって
翌月はたったの5万円。
こんなケースも珍しくありません。
(というよりも、多くはこんな感じです)
だから、
仮に売上が上がっていても
不安が消えることはないし
こういう状態なので
サラリーマン時代のように
毎月安定して「定額収入」を
得られるようになりたい
と思うようになります。
ちなみに、
これとあわせて、収入ゼロになる
リスクとも常に隣り合わせなのが
脱サラ(独立・起業)の世界。
例えば、
・取引が終わってしまう
(取引終了、契約終了)
・怪我や病気
などによって
ある日突然、
収入がゼロになることも
十分にあり得ます。
仮に、日給換算で
2万円くらいの仕事をしていて
月50万円ほどの
売上(収入)があったとしても
それが一夜にして
ゼロになることもあるので
どうしても不安がつきまといます。
実際に、
「依頼が永遠に続く仕事」
というのは世の中にないので
脱サラして仕事をすれば
誰でも必ず
売上減少(収入減少)を
経験することになります。
そして、最悪は
売上ゼロ(収入ゼロ)になり
「このままではいけない!」
と思うようになるのです。
もちろん、私も
いろいろ経験してきました。
幸い、私は
少しばかりの蓄えがあったので
売上が減少することがあっても
これまでに借金(借入)をしたことは
一度もありません。
私を含め
脱サラした人はみんな
こんな経験をしながら
徐々にサラリーマンマインドから
起業家マインドに
切り替わっていきます。
そういう意味では
実際の経験の中でしか
マインドは変えられない
というのが正しいかもしれません。
どれだけ脱サラ(独立・起業)
に関する本を読んでも
それだけでは学べないこと
(身につけられないもの)があります。
よく、
・脱サラをする前に学ぶべきこと
・脱サラの前にすること
について語られますが
どこまでいっても
実際に脱サラ(独立・起業)してみないと
わからないことがあるので
結局は、一歩を踏み出さないと
始まらないのです。
ちなみに、個人的には
サラリーマン時代に副業をして
自分で稼ぐ感覚は身につけておいたほうが
良いと思います。
そのほうが間違いなく
スムーズな滑り出しになります。
私は、サラリーマン時代に
副業で稼げるようになって
会社を辞めたタイプではなく
会社を辞めてから
全てをスタートしたタイプですが
会社員の頃から
脱サラ(独立・起業)に向けた
勉強はしていました。
具体的には
セミナーに参加したり
教材を購入したり
コンサルティングを受けたり。
なので、
脱サラ後は色んな失敗をしてきましたが
当時の学びがあったお陰で
致命的な失敗はせずに済みました。
これは大きかったと思います。
もう少しだけ具体的に言うと
致命的な失敗をせずに済んだ理由は
「コスト(お金)に対する考え方」を
きちんと学んでいたからです。
簡単に言うと、
・無駄なものにはお金を使わない
・必要なものには
躊躇なくお金を使う(自己投資含む)
を徹底しました。
それから
見栄やプライドを捨てるのも
重要です。
見栄やプライドがあると
「生き金」ではなく「死に金」を
使うケースが増えて
ビジネス(事業)は上手くいかず
金銭的にどんどん苦しくなる
という状態になっていきます。
例えば、
脱サラ(独立・起業)直後から
事務所を構えて
物品も揃えて
スタッフ(社員)まで雇う
という人がありますが
ほとんどの場合において
これは不要な投資(お金の使い方)。
もちろん、その理由は
どれくらいの仕事(=売上)が
あるのかがわからないのに
コスト(特に、固定費)が
がっつりかかってしまう状態を
作り出してしまっているからです。
もし、
こんな状態を作ってしまったら
そのコストを上回る売上を
継続的に上げ続けなければ
貯金(資金)を減らし続けることになり
倒産(廃業)は時間の問題。
言うまでもなく、
毎月、蓄えが減り続けている状況で
ベストな判断(思考)をすることは難しく
ますます負のスパイラルに
陥っていくことになるのです。
そういう意味では、私は
・無駄なものにはお金を使わない
・必要なものには
躊躇なくお金を使う(自己投資含む)
ということを徹底したことによって
最低限の金銭的余裕は保ちつつ
冷静にビジネスしてくることが
できました。
これが会社を辞めて
7年間、生き残ってこられた理由です。
まだまだ伝えられることは
山ほどありますが
いずれにしても
脱サラ1年目というのは
様々な意味で上手くいきにくいので
今回の記事も参考に
取り入れられる部分があれば
ぜひ、取り入れてみてください。
何より重要なのは、生き残ること
(=ビジネスが継続できること)
(=事業主として死なないこと)
です。
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